私は2つのクラスを受講しました。どちらも主に学部4年生のクラスで、このことは後でOSUで知り合った友達も驚いていました。1年生の私にハイレベルな授業を与えて下さった先生方とクラスの皆に、とても感謝しています。
特に印象深いのは、”Design of Space Vehicles and Systems I”の授業です。この授業では4,5人のグループで宇宙船の設計を行います。チームでの活動が始まって直ぐの頃、彼らは「僕は構造が得意だから担当したい」「私は火星での農業システムについて考えたい」などと口々に伝え合い、そして私も「それで君は何が得意なの?」と聞かれました。自分の得意分野やしたいことを語る彼らは、これまでの学びによる自信と更なる成長への期待に溢れていて、自分も彼らのようになりたいと強く思いました。技術の会話は専門用語ばかりで、私にはとても難しく感じました。これからも言語とスキルを勉強し続け、格段に成長して、いつかまた彼らと議論したいです。
他にも、OSUは宇宙食のシンポジウムや先端技術ワークショップに招待して下さいました。シャンデリアに純白のテーブルクロスの格式ある会場で、John Horack先生が筑波大生を紹介して下さったことに感動しました。なんとその会場には、NASAの方や筑波大学長、世界各国からの研究者が集まっていたのです。今度は発表する立場として参加できるように、頑張りたいと思いました。
これらの授業や、OSUで出会った大切な友達との時間は、驚きとワクワクに満ちた本当に貴重でかけがえのないものでした。この経験をきっかけに、より大きな世界に踏み出し、自分の可能性を広げていきたいです。是非あなたもOSUを体験して下さい。きっと私と同じようにOSUの懐の深さに感銘を受けることでしょう。
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