参加者の声

TSUKUBA

理工学群 / 工学システム学類 / エネルギー・メカニクス主専攻 2年

2024年度OSU渡航記②

今回は、OSUで最も私の印象に残っているバッテリーラボについて紹介します。 そこには、星の数ほどの努力の結晶がありました。

一つ目は、車です。レースカー、タンクカー、解析車などがありました。レースカーはクールなデザインと走行の実用性を兼ね備えており、タンクカーは大きなタンクだけでなく、優れた燃費効率も備えています。解析車は非常に複雑な装置を備えており、すばらしかったですが、燃費効率はあまり良くありませんでした。中でも私が一番興味を持ったのは、太陽光パネルを搭載した車です。その車は太陽光パネルを使用しており、太陽光で動きます。現在、太陽光を利用するデバイスは一般的になっています。 例えば、時計、街灯、電卓、衛星などです。しかし、太陽光パネルを搭載した車はまだ珍しい存在です。私たちが開発している小型衛星のように太陽光発電のみで動くのですが、人が乗れるサイズの車でそれを実現するのは珍しいです。説明の方が、「たくさんの太陽光パネルが搭載されており、一人が乗った状態で十分な距離を走るために必要な、最低限の電力を供給します。」と言いました。後で聞いた話では、結果についてはわかりませんが、ソーラーカーの協議会に出場した車だったそうです。

二つ目は、研究室です。ここでは車のバッテリー、空力特性、熱効率などの研究をしています。具体的には、バッテリーの熱放散の制御や充電効率の改善です。ここで一番興味を持ったのは、展示されていた燃料電池でした。ただの燃料電池ではなく、回すことができるハンドルが付いており、本体が透明で中を見ることができるなど、見学者を楽しませるものでした。説明の方が、「その燃料電池は、現在私たちが製作中の車で使用されています。」と言いました。自分はエネルギー工学に関心を持っているため、燃料電池はホットトピックの一つです。

今回は、専門が全く違う2年生、専門が決まっていない1年生と共に行きましたが、みんな楽しめたようでした。専門が違っても、決まっていなくても、深い学びを実現することができます。

ぜひ「結」プロジェクトに参加し、好奇心の旅に出ましょう!