TSUKUBA
第一回ISSオンラインサマーフェスティバルの報告
2024 年 7 月 27 日から 7 月 29 日にかけて、オハイオ州立大学(OSU)と筑波大学(UT)の学生および教職員を招待し、オンラインサマーフェスティバルを開催しました。
このフェスティバルには、さまざまな文化交流および学術交流活動が含まれ、運営者と出展者を除く160 人以上の参加者が両大学から参加しました。
フェスティバルは、学会やワークショップなどの大規模な集まりやイベントを開催するためのオンラインツール「Remo」を使用して行われました。
UT 側の実行委員会は、両大学の学生が同期・非同期で交流できる 4 つの並行イベントを準備しました。
このような挑戦的な形式は、日本とオハイオ州の時差を考慮し、両大学間の交流を可能にするために採用されました。
4 つのイベントは、メインステージイベント、アクティビティブース、アート展示ブース、そしてバーチャルキャンパスでした。
以下、これらのイベントの情報と画像となります。
メインステージイベント
メインステージでは、毎日トークショーとクイズが観客向けに行われました。
主催者は、OSUからのゲストを招待し、OSU での文化的および学術的な経験を共有してもらいました。
初日には、OSU から渡邉梨央さんを招待し、OSU でのスポーツおよび学業のキャリアについてお話しいただきました。
彼女は、ゴルフアスリートであることについてや、OSU での学生生活で学業とスポーツを両立させる方法について、ユニークな考えを話してくれました。
2 日目には、OSU の日本からの留学生を招待し、米国での経験と宇宙探査についての刺激的な研究に関して話してもらいました!
3 日目には、バーチャルキャンパスのライブ配信をし、Minecraft でOSU と UT のキャンパスを再現しました。
デイリークイズでは、UT と OSU に関する質問の楽しい Kahoot セッションに多くの観客が参加しました。
アクティビティブースイベント
アクティビティブースでは、UT と OSU の主催者が管理する、Vlog、カラオケ、語学交流、法輪大法、茶道、ピクセルアート、e スポーツ等多くのブースが設置されました。
多くのブースでは、Miro のオンラインインタラクティブボードを使用し、訪問者がいつでもコンテンツを閲覧して交流できるようにしました。
以下イメージとなります。
アート展示ブース
アート展示ブースでは、UT と OSU の学生および教職員のアーティストによるアート作品が展示された、複数のブースが設けられました。
こちらは完全に非同期で行われたため、訪問者はいつでも参加し、24 時間いつでもアート作品を鑑賞できるギャラリーのように楽しめました。
訪問者はアーティストにコメントやフィードバックを残すことができ、イベント終了後にそれらをアーティストに共有しました。
絵画、ダンス、デジタルアート等の展示がありました!
以下イメージとなります。
バーチャルキャンパス
バーチャルキャンパスでは、人気ゲーム Minecraft で UT と OSU のバーチャルキャンパスを作成しました。
Google マップと特別なソフトウェアを使用して両大学のキャンパスの設計図を作成し、公共のオンライン Minecraft サーバーを作成して、訪問者に現実のキャンパスに似せて作り直したり、装飾してもらいました。
毎日、主催者の 1 人がキャンパスツアーを行い、最終日にはメインステージイベントでバーチャルキャンパスツアーをライブ配信しました。
以下、この活動のイメージとなります。
ISS オンラインサマーフェスティバルは、160 人以上の UT と OSU の学生に、インターネットを介した文化交流および学術交流の機会を提供するユニークなイベントでした。
主な課題の 1つは、両地域間の時差でした。
様々な活動の同期および非同期のデザインは、両大学の学生が交流するためのユニークな方法を見つける助けとなりました。
今後のイベントでは、さらに革新的でインタラクティブな参加方法を見つけることを楽しみにしています。
最後に、このイベントに参加したすべての皆様に感謝の意を表したいと思います。
各イベントの実現に多くの時間を費やしてくれた主催者、OSU での経験について独自かつ刺激的な洞察を共有してくれたゲスト、そして生き生きとした歓迎の雰囲気を作り出してくれた訪問者に感謝します。
Link: ISS Summer Festival
どうぞ来年も楽しみに、ぜひお友達もお誘いの上ご参加ください。
モダール・ハサン システム情報系