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ISS-PBL最終セッション、日米同時オンライン開催!
2025年2月21日、ISS-PBLコースの最終セッションが開催されました。つくば朝9時、コロンバス夜19時の同時接続でスタートした学生グループによるプレゼンセッションは、大きなハプニングもなく、時間通り終了。ISSプログラムリーダーの松島先生も一先ず、肩の荷が下りたのではないでしょうか。

この最終セッションでは、似通った起業アイデアをもつ学生グループが、一つのビジネス提案を順にプレゼンしていきます。審査するのはビジネス経験をもつ教員たち。学生グループがプレゼンを終えると、質疑応答を経て、採点に至ります。
これがライブで行われるのだから、プレゼンする学生も大変ですが、審査する先生も大変です。

まずは学生の英語レベルをチェック。
OSU側は当然として、UT側も留学生は危なげない流暢な英語を披露。さすがに純日本人学生は無理だろう、、、と思いきや、彼らも見事な発音でプレゼンしています。これが筑波大の実力か、と驚きの瞬間でした。(スマホを見ながら、が少し気になりましたが)

次に、プレゼンの内容。これは筆者の能力では判断不可能なので、審査員の先生方の採点表とコメントを覗いてみましょう・・・
やさしめな先生も辛口の先生もいますが、的を射た鋭い指摘が並びます。点数は高めでもコメントは厳しく、逆に点数は低めでも励ましのコメントでフォロー。さすが先生、上げも下げもせず、何事もバランスです。いずれにしろ、プレゼンの判定には瞬発力が試されます。これが大学教授の実力か、とここでまた驚きを隠せません。

反省点もいくつか。オンサイトで参加した学生が少なかったこと。会場ではプロのクリエイターが2台のカメラをセッティングし、また定員100名という規模感も裏目に出て、教室の空虚感は否めません。音声もいまいち。会場ではオンラインの、オンラインでは会場の生の声が聞こえにくい。来年は改善が必要です。
さあ、相手国への渡航権を手にするのは、どのグループでしょうか?
発表を楽しみに待つことにしましょう。