活動報告

TSUKUBA

OSUから渡邉梨央先生が来筑

7月25日から29日にかけて、OSUの渡邉梨央先生が来筑されました。渡邉先生は元プロゴルファーというアスリートでありながら、運動生理学の学位をOSUで取得し、Adapted Sports等について研究されております。
滞在中は、本学体育系の佐藤貴弘先生とともに、この秋学期から開講するInclusive Smart Society 概論Ⅱの講義動画を撮影しました。また、7月27日から3日間開催されたISSサマーフェスティバルにおいては、近代ゴルフの研究等について講演いただきました。

渡邉梨央先生からのコメント

①ISS概論Ⅱについて
ダイバーシティとインクルージョンが重要視される今、次に必要なステップは、多種多様な人々とどのように円滑にリーダーシップを取り、コミュニケーションを取るかだと思います。リードする(Lead)ということは、上から引っ張ることだけでなく、時には下からサポートして押し上げることも含まれます。この講義では、様々なリーダーシップ論とDISCプロフィールを活用したコミュニケーションの方法を、佐藤先生との対話形式で行いました。皆さんがこれから様々な場面や人々を導き、サポートする際に、この講義で得た知識が役立つことを期待しています。

②ISSサマーフェスティバルについて
最新のテクノロジーを使ったサマーフェスティバルにゲストとして参加させていただき、ありがとうございました。ライブセッションでは、Modar 先生をモデレーターとし、私の恩師であるTherese Hessionコーチと一緒に近代のゴルフの状況と研究内容をシェアしました。
今の私達があるのは、前の世代、そしてその前の世代を担っていた女子ゴルファーや有色人種であるゴルファーが道を切り開いてくれていたからこそ、今私たちはこうした形でゴルフに関わっていけていると思っています。そして、彼女たちのSocial Justiceを次世代に受け継ぐためにこういったイベントで私たちの経験を発表することができて、とても光栄に思っています。これからも、ゴルフ界の多様性と包括性を促進し、次世代のゴルファーたちがより良い環境でプレーできるよう努めていきたいと考えています。

 

ISS概論Ⅱ講義動画撮影の様子