参加者の声

TSUKUBA

人間総合科学学術院人間総合科学研究群 / 障害科学学位プログラム / 岡田麻未

2025年度OSU派遣プログラム 米国渡航記③

オハイオ派遣交流で得たことは主に、「支援者と被支援者を繋ぐテクノロジーの開発の重要なキーは、生身の関係性の中での対話であること」「研究と実践が行き来した実際の環境に触れられたこと」「エビデンスに基づき、多職種を繋ぐ役割が必要であること」の3つである。

 

プログラムとは別に、Smart Columbusというコロンバス地域でテクノロジーを通じ地域社会の課題解決を行う非営利組織にアポイントを取り、気になっていたCIE(Community Information Exchange Initiative)の構想や、取り組みの背景となる哲学についてお話を伺いに行った。そこでは、さまざまな地域課題に取り組む約100の団体や住民の声を聞くために、地域のリーダーを巻き込み、信頼を構築し、熱量を持って関わってもらう工夫をしていた。テクノロジーはあくまでも効率化するための手段であり、良いサービスを作るためには信頼関係を土台にした対話が重要であると学んだ。

 

また障害科学領域の教授の研究フィールドである、地域のファミリーセンターを見学した際、研究で得た示唆を実践に活かし、そこでの課題を研究に吸い上げデータを取り、知見をまとめる循環があった。エビデンスに基づいた支援を、教授自身が媒介となって、多職種と連携しており、生きた研究・実践だと感じた。

 

ここで得られた知見を、自身のフィールドにおいて実践し、その結果を再び研究へと還元する循環を構築していきたい。