参加者の声

TSUKUBA

理工情報生命学術院システム情報工学研究群 / エンパワーメント情報学プログラム / 一貫制博士課程 猪多洋介

2025年度ISSサマフェスUT優秀学生のOSU渡航記①

6月に行われたISSサマーフェスティバルに参加したことをきっかけに、「ISS概論Ⅰ」を履修し、オハイオ州立大学(OSU)へ渡航する機会をいただきました。

 

オハイオ州立大学のキャンパスの規模は想像をはるかに超えるものでした。10万人収容のアメフトスタジアムや、2万人規模のバスケットボール・アイスホッケースタジアムに加え、26階建ての大学病院、2階建てのビュッフェ形式のカフェテリアなど、大規模かつ充実した施設が整備されていました。実際に大学バスケットボールの試合を観戦した際には、その熱狂ぶりに大変驚かされました。

 

 

学生生活という面では、勉強スペースが広く確保された吹き抜け構造の図書館があり、開放感のある空間の中で多くの学生が熱心に学習に取り組んでいる姿が印象的でした。ロボットによる宅配サービスがキャンパス内に浸透している様子も見られました。また、学生であれば24時まで利用可能で、用具の貸し出しも行っている運動施設(プール、体育館、ジム、屋内トラック、スカッシュ、ゴルフ、アイススケート、eスポーツなど)を自由に活用することができるそうで、学業と課外活動の両立を支える環境が充実していると感じました。

 

O S U学生の中には二つの専攻を持つ者も多く、専門性を深めながらも幅広い視野を持つπ型人材の育成が進められていると感じました。低学年のうちから研究室や大学発スタートアップ企業での長期インターンシップに参加できる機会や、ビジネスプログラムにおける海外企業でのインターン経験の提供など、実践的な学びの機会が豊富に用意されていました。技術系のサークルでは企業からの支援を受けながらハッカソンに取り組んでいる姿も見られ、大学と企業が密接に連携し、学生の挑戦を後押ししている環境が整っていることを実感しました。

 

今回の渡航における個人的なハイライトは、私の関心分野である支援機器センターを訪問できたことです。そこでは「車椅子クリニック」として、利用者一人ひとりの体型や身体状況に合わせて、何百種類ものクッションや車椅子のアタッチメントが用意されていました。利用者の快適さや生活の質を追求する姿勢が強く感じられ、車椅子利用者に寄り添った施設を実際に目にできたことは、非常に貴重な経験となりました。

 

10日間という短い期間ではありましたが、多くの刺激と学びを得ることができた大変有意義な渡航となりました。